もふろぐ

不妊治療、妊娠・出産、育児の経験と研究者目線から調べたことを綴っています。

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クリニック選び

まず不妊治療の病院選びについてお話ししたいと思います。

私が病院に行ってみようかと思ったのが2016年の夏頃です。結婚してから数年が経過しており、基本的な検査をしてみようと思っていました。

 

選ぶ時に重要視したポイントとしては

  1. 職場/自宅からの通いやすさ
  2. 高度不妊治療に対応しているか
  3. 一般不妊治療も扱っているか
  4. 治療成績を公開しているか

です。

 

1. 職場/自宅からの通いやすさ

まずは基本検査をと思っていても、何度も通う必要があります。そのため、通院に無理のない範囲でと思い、職場から30分以内で自宅からは1時間弱で通える範囲にしました。

2. 高度不妊治療に対応しているか

この先、体外受精や顕微授精も視野に入れて治療に取り組む可能性が出てきたときに転院して検査も最初からやり直しとなるのを避けたかったので、高度不妊治療も実施している病院にしました。

3. 一般不妊治療も扱っているか

まだ自分たちに必要なのは一般不妊治療か高度不妊治療か分からないので、一般不妊治療も扱っているところを探しました。不妊治療専門クリニックの中には一般不妊治療を取り扱っていない病院もあるので、HPまたは電話で確認することをお勧めします。

4. 治療成績を公開しているか

治療成績は結果に関わるところなので、病院のHPで公開されているかは非常に気になりました。なので、HPで妊娠率や臨床数が公開されているかも調べました。妊娠率は病院ごとに基準は異なり、高度不妊治療では妊娠判定で陽性であったものをカウントしていたり、胎嚢確認または心拍確認された場合をカウントしているケースがあり一様に比較することは難しいです。ただ、ある程度の臨床数のある病院であれば高度不妊治療の治療成績は良好胚盤胞の妊娠率は、35歳以下であれば7割、35歳以上で6割くらいの成績になっているところが多いような印象があります。

参考までに東京HARTクリニックのHPに年齢ごとの胚移植の治療成績や妊娠までに必要な移植回数があります。

www.tokyo-hart.jp

 

神奈川在住ということもあり、都内の病院まで含めて色々と選べたのですが、上記の条件に合う病院として「田園都市レディースクリニック」にしました。